皆さんこんにちは、ナースパパです。私は、7つの病院・施設を転職・アルバイトで勤務してきました。その中で、看護師の転職に対するメリット・デメリットについて私の経験による考えをお伝えしていきたいと思います。
転職のメリット
転職のメリット1 スキルアップ
看護師は幅広い分野での業務選択が行えます。循環器内科や呼吸器、整形外科等いわゆる身体科。精神疾患を専門とする精神科。訪問看護やデイサービス等看護師が活躍できる場は様々です。看護知識や看護技術はもちろん学生時代に取得することになりますが、実際には看護師として働いた方誰もが思うだろう、働き始めてからこそが本当の看護師としての学習が始まります。それぞれの分野によって、専門性・看護技術を深めていくことになります。自分が興味ある分野、学びを深めたい分野で勤務することでより専門性を深めスキルアップになることでしょう。
転職のメリット2 収入アップにつながりやすい
私の経験では働く地域・地方によって物価が異なり、賃金・収入も変わってきます。しかしながら、お住まいの地域の中でも病院や施設、訪問看護等働く分野によっても収入に違いがあります。精神科や訪問看護は診療報酬が比較的高く設定されているため、一般科よりも収入がやや高く設定されています。訪問看護を事業として展開するとより収入は上がるでしょう。また、美容系では保険適用外の治療が多く、美容クリニックはとくに収入アップとなりそうです。
転職のメリット3 労働時間の見直し
皆さんの労働時間はどうですか?とくに一般科や施設では業務開始まえから情報収取を行い、定時となっても患者様にとって必要な処置が残っていたり、やっと看護記録を書き始める方も多いのではないでしょうか?勤務する分野や職場によっては時短が取りやすかったり、子供の育児休暇・看護休暇が取りやすい環境の職場もあります。とくに私の経験では精神科の病院は業務よりも30分前に出勤して情報収集する必要はありませんし、ほぼ確実に定時で仕事を終えることができていました。精神科はコミュニケーションでしょ?患者さんと話していたらいいんじゃないの?といったイメージを持つ方もおられるかもしれませんが、決してそれだけではありませんし、意外にも身体への負担が掛ったり、自分のメンタルバランスを維持するのが大変な職場です。しかし、労働時間だけを見れば、勤務時間内ですべての仕事を完遂できることが多く、ライフバランスを保ちやすいと言えるでしょう。精神科の業務や特徴についてはまた別の記事で記載することにしますね。
転職のデメリット
転職のデメリット1 人間関係
どの職業でも同じかもしれませんが、転職のデメリットの1つに人間関係の再構築があがります。私は男性で男性の看護師が周りにいるとすごく嬉しく思いますがやはり女性が多い職業です。そのままの状況を記載するならば、陰でひそひそ話しをしていたり、病院や部署内で派閥があったりと人間関係どうなってるの?という状況を何度も目にしたり、気にしていなくても耳に入ってきたりします。そういった意味では、新しい環境に飛び込むには勇気がいることであり、転職してすぐは患者様の観察だけでなく、職場の人間関係を観察しアセスメントするという看護サイクルのような状況になってしまう、そういったこともあり得ます。人間関係については転職してからでないとわからない部分ですね。
転職のデメリット2 看護スキルの再学習
看護スキルについてメリットとして記載しましたが、デメリットに感じる人もいるでしょう。先述したとおり、たくさんの分野があるため、職場の分野に突起した専門性を求められます。そうなれば必ず勉強する必要がありますし、知識・技術を身に付けないと仕事にならないということにもなります。しかし、看護師は転職先の数で困ることがほとんどないので、今の職場での分野と同じ分野の転職先を探すことで再学習のデメリットを取り除くことができるかもしれません。しかし、医療は日々発展しているため、新しい医療を都度学習し身に付けていくことに変わりはありませんね。
まとめ
いかがでしたか?今回は転職についてのメリット・デメリットについて記載していきました。ほかにお、メリット・デメリットであったり、看護分野によってメリット・デメリットが違ってきたりします。自分が何年目の看護師でどの分野で働きたいのか、スキルアップしたいのか、家庭の事情で勤務時間はどうなのか等、様々な要因で転職を考える人も多いと思いす。自分の生活や将来性を考えて皆さんがお仕事できるよう、応援ています。